亡き母を感じて

「貴女に仕立てなくてはいけないけど、大島紬を箪笥にしまってあるからね・・・・」

まだ、私が若い頃、母が用意してくれていた大島紬

着物が身近じゃない生活でしたし、興味もなくて、大島紬が似合う年頃ではなかったのもあり、箪笥を見ることもなかったのですが、母が亡くなり・・・・


7月に書の社中展があります

遺品で見つけた母の手帳には、習ったことのない、つたない歌が記されていました

お茶が好きだった母が詠んだ歌を作品にしようかと思います

お茶が好きだった母 1首書いてみました 赤い花柄が素敵 赤い花柄が素敵な大島紬



表具に使う・・・何か、母の着物の端切れでもないかな~と、母の箪笥を開けてみました

途端にフワッと残り香が立ち、懐かしい母の香り

紫色の風呂敷に包まれていた反物

あっ・・・これが大島紬・・・私の為の・・・


確かに、裁断されて、数か所に待ち針が打たれたまま仕舞われていました

今となっては、聞く術もありませんが、きっと、縫おうと思いながら、そのままだったのですね

私が着物好きでいたのなら、無理してでも仕立てていたでしょうに・・・


私の、つれない返事に、母は寂しかったのかもしれません


見つけた大島紬を持ち帰り、母の歌を書いて載せてみました・・・



大島紬をどうしたものか・・・やっぱり着物に仕立てようかしら、それとも娘用にしようかしら

それとも、屏風仕立てで、書を飾ろうかしら・・・


・・・思案しています・・・









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