虞美人草の悲歌

散歩道に深紅に咲き乱れる花・・・虞美人草・ひなげし・ポピー・アマポーラ・コクリコ

たくさんの呼び名を持つ花

風に揺れる虞美人草 深紅に咲き乱れて

虞美人草の悲話から・・・

中国の楚の将軍、項羽の愛する女性の名は虞・・美人とは女官の位名とありました
項羽と劉邦の戦いの時、いよいよ追い込まれた項羽は最期の宴で虞に歌を捧げます

私の力は山をも引き抜き意気は世を蓋い尽くすほどであった。ところがどうしたことだろう。時は味方をしてくれず、おまけに騅(愛馬)も進まなくなった。騅が進まなければどうしようもない。虞よ虞よ愛しいお前をどうしよう

この歌に虞の返歌・・・漢軍は、すでに楚を攻略し四方には楚の歌声がする。大王さまが気力を失くされては私は、どうして生きられましょう・・・

そう歌うと、虞は自害してしまいます・・虞の倒れた場所に流れた鮮血・・・
いつしかそこから深紅の花が咲き、その花の名は虞美人草と呼ばれるようになったそうです

古の悲しい話に想いを馳せながら虞美人草の小径を通ります

五月の風が、やけに冷たい今日の散歩道でした・・・

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