縁は突然に・・・

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ちょうど、昨年の今頃でしょうか・・・・我が家に飛んできた渡り蝶のアサギマダラ
その蝶は素敵な縁も運んできてくれました

私が育てたアサギマダラの記事が新聞に載ってから、しばらくして、その方は、私を探してくださったのです

初めて出会うのに、初めて会った気がしない
私は、よく人からそう言われるのです
その方も、そうでした
なんだか、昔からの知り合いみたいねっておっしゃって

その方は、宇土にお住まいの陶芸家、工房青彌(せいや)の幸子さんとおっしゃいます
数年前に藤袴に飛んできたアサギマダラに感動して
すっかり虜になったんだとか~そして、新聞の記事で、ガガイモで育てた話に興味津々
私を見つけてくださいました

そして、私も幸子さんの工房におじゃましました

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季節は、薔薇の咲くころでしたから
庭一杯に花々も咲いていましたが、秋にはアサギマダラが大好きな藤袴が沢山咲くのよ
だから、また、秋にいらしてねって、約束をして帰りました

慌ただしく暮らしながら、季節は秋、藤袴は満開の季節です

幸子さんから~案内状~
「宇土の窯元めぐりにいらっしゃいませ」

心躍らせ、幸子さんの工房へお邪魔しました
いきなり行って、驚かせようっと!
「まぁ、遠い所、来てくださって、ありがとう~藤袴は満開だけれど、まだ、アサギマダラは飛んでこないのよ~昨年も来なかったしね~来てくれるかしらね~こんなに待っているのにね」

新作のアクセサリーや器も所せましと陳列されて、お客様もおみえで、皆さんにお茶とお菓子で、おもてなし
幸子さん大忙し

今、幸子さんのネックレスがお気に入り
薔薇の絵付けがしてあって、お出掛けの時に私の首もとを飾ってくれます

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 「飛んできたわよ!」って幸子さんの吉報を心待ちにしているこの頃・・・・

そんな折り・・・・・・昨日の朝、兄から一報が・・・・・「今、立田山でアサギマダラ見ました!」

「たった1頭だったけど、こんな近くを飛んで行ったよ」と、知らせてくれました
実家に、ほど近い立田山の頂上近く、兄の目の前に現れたんだと、初めての遭遇に感動した様子で・・・・


そうそう、縁は突然やってくるものなのです

あさぎまだらは突然に

4月28日  旅立ちました~アサちゃん3号・・・・女の子でした

12月に旅立ったアサちゃん1号、2号と違って、直ぐに大空に飛び立たず
紅梅に数時間ぶら下がったまんま~私が出かけた後に、ひとりで飛び立ったようです

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始まりは、いつも突然!

それは、今年の1月中旬でした~
その方は、新聞の切り抜きを持って・・・・・私を探して訪ねて来てくださいました

事の起こりは昨年の暮れ、私がアサギマダラを育て、旅立たせたと言う記事が熊日新聞に載りました

幼虫の食草に使ったのは、ガガイモと言う、霜に遭うと枯れる葉だったのですが、
「真冬でも枯れないキジョランが良いですよ、この辺りではないので、山から採ってきました~どうぞ植えてみてください」
と、その方は菊池の山奥からわざわざ採って持って来てくださいました

急な出来事ですし、まだ、寒い季節ですから、植えても根が張らないといけないかな~と、とりあえず、花瓶に挿しておきました
それから、放ったまんまの花瓶

???   花瓶の下に・・・・3月30日・・・・なんだか、ちっちゃな黒いまん丸いウンチ?落ちています

え~!?

二度見、三度見・・・うっそ~!\(◎o◎)/!  アサギマダラの幼虫、1頭が、せっせと葉っぱを食事中

なんと、頂いたキジョランに卵が付いていたのでしょうか、勝手に孵化して・・・

急いで、その方に連絡すると、飛んでいらっしゃいました
そして、驚きを隠せない様子で、その方は山から採ってきたキジョランを、すぐ、自宅の庭に植えたそうで、根は付いているかもしれないが、今は葉っぱは枯れてしまっているとおっしゃいました
私が、家の中に置いていたから、偶然にも育ったのでしょう~
ましてや何頭も居ては食草が足りませんから1頭で良かったですね・・・・と

また、それから、嬉しい見守りの日々です

私は、家を空ける事も多いのですが幸運にも、蛹化、羽化・・・・・感動のシーンを全部、目の当たりにする事が出来ました

幼虫の画像は苦手な方もいらっしゃるでしょうから添付しませんが

蛹化する寸前の花瓶の様子と蛹化した姿です

H290504-3998.jpg H290504-4073.jpg H290504-4188.jpg 蛹は、ピッカピカのエメラルドグリーンです

羽化して、羽を乾かしてぶら下がっている様子です

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翌朝~私の掌にも乗ってくれます~人懐っこいのです

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旅立ったアサちゃんの抜殻です H290504-285.jpg

育んでくれたキジョランさん、ご苦労様でした

さて、役目を終えたキジョランを庭のどこに植えましょか・・・・

あさぎまだら旅立ち

新選組の羽織の色は浅葱色

先日、テレビを観ていたら・・・・浅葱色のフレーズに思わず反応してしまいました


卵を産み付けてから2か月も時を費やして、無事、羽化を迎えました
アサちゃん1号は女の子でした
丸1日遅れて羽化したアサちゃん2号は男の子
姉と弟のアサギマダラ

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愛犬トランプの移動用ケージに移してあげました
羽ばたくのに、こちらの方が広いからね

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羽化したアサギマダラは、それはそれは大きくて美しくて、浅葱色の羽根は透き通っています
そして、なにより、人に懐いています~手乗り蝶になりました
警戒心がなくて、まるで操り人形のように手にまとわりつく感じです

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神秘的な謎を秘めた蝶は、頭が良くて賢い!?
何より2000キロも旅をするんですもの
鳥などに襲われにくくする為に体内に毒を取り込むそうで、幼虫の時に食べる葉は毒を持つガガイモ、キジョラン
そして、蝶になってからは毒を持つ花、藤袴やヒヨドリ花の蜜を好んで吸っているんだとか

それらの花々はとっくに枯れてしまっているのに、アサちゃん姉弟はどうやって生きていくのかしら
無事に台湾の方まで何千キロの旅に耐えられるかしら
心配しながら、寒さの緩んだ12月19日 11月上旬の気候だとか~昼間は汗ばむくらい~
晴天の日に、2匹とも一緒に旅立たせることにしました

羽ばたく為に筋力をつけさせるように、暫く、お日様に当ててあげました

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宗慈先生の掌に乗ったお姉さんのアサちゃん1号は、いち、にのさん!
頭をちょこっと持ち上げて、サヨナラの挨拶をしたかのように見えました
ほんの3秒ほど間を取って、いきなり天高く舞い上がりました
よろよろもせず、太陽に向かってまっしぐら、逞しい羽ばたきです

弟のアサちゃん2号も、少し遅れをとったけれども、パタパタと後を追うように大空に吸い込まれていきました
あの勢いならば、きっと気流に乗って行く事が出来るでしょう
誰も教えないのに、本能なのでしょうね

それは、もう、あっという間の出来事で・・・・・

宗慈先生と二人、なんだか取り残されたように佇んでいました

産卵から見守ってきたプロジェクトは終焉
10月の、あの日、アサちゃん達のお母さんは、私に託して、一足お先に南下していったのでしょう
10粒程あった卵から、手助けした小さな命は、たったの2匹
2か月の間、楽しかった~孵化、脱皮、蛹化、羽化全てがみられて、神秘の世界を覗けました
そして、皆々にお話したり観察してもらったり、話題も尽きず、ホントに楽しかった

朝歩きの時に経過をいつも聞いてくれた直美さん、珠美さん、博子さんには金魚鉢もお借りしました
ガガイモを刈らずにいてくれたお隣さん、水槽を持ってきてくれた兄
私が外泊の時に預かってくれた宗慈先生、餌のガガイモ無くなりそうだと、先生と一緒に夜、採りに行ってくれた正子さん
ブログで気がけてくれて、連絡くれた康子さん、お習字の時に私の話を聞いてくれた日菜子ちゃん、裕菜ちゃん、麻祐子ちゃん
虫は苦手でしかめっ面していた主人も冷え込む朝に密かに気にして応援してくれていましたね~
皆さん、ホントに協力してくれて、ありがとう

今頃・・・・どのあたりを旅しているのかな

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後に残った抜殻だけが、確かにここで、育った証を物語っているようで

捨てるに捨てられない・・・・私が居ます


アサギマダラその後

2匹仲良く蛹になっている現在の様子です

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兄から水槽を借りて、その中に金魚鉢を入れました、フラワーベースの方はガーゼに蛹化していますから、空き箱を利用して作り変えました
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☆☆☆☆☆☆

偶然、アサギマダラの産卵を目の当たりにしたのは10月16日の事でした

たった1匹のアサギマダラはガガイモ(キジョランではありませんでした)に幾つもの卵を産み付け

その時から見守りと観察が始まりました

葉に卵を産み付けてから10日後、ガガイモの葉っぱが虫食いになっていましたから、その葉の裏には間違いなく孵化したアサギマダラがいるのです
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残念ながら10個程、確認した卵でしたが孵化したのは5匹
見守っていたのですが~1匹は他の虫に襲われていました、また他の2匹も姿が無くなり
危機を感じて、保護することにしました

手持ちのフラワーベース、友人に金魚鉢も借りて、2匹保護して育て始めます

アサちゃん1号・アサちゃん2号とネーミングして私は2匹のお母さんです

幼虫の姿はちょっと、きも可愛い~グロい~ですから画像は控えておきましょう
2匹はガガイモを食べながら、脱皮も何回か繰り返し日に日に大きく育ちます

私が旅行で3日間、外泊する日がありました
その時は、宗慈先生宅に預けてお泊りです

それから、いよいよ蛹化
それぞれ、いごこちの良い場所をみつけて定置にスタンバイ!
私が外出からかえると、アサちゃん1号はフラワーベースの上にガーゼを被せていたんですが、そのガーゼにぶら下がり、既に変身していました・・・・変身の瞬間は、みられませんでした

アサちゃん2号は遅れていますが、そろそろでしょう~
翌日、まる1日、お出掛けしなけりゃいけませんから、宗慈先生に託してお出掛け

すると、まもなく、先生の目の前で無事、変身を果たしてくれ
先生は、蛹化の姿をみられたと、大層喜んでくださいました

さてさて・・・・外はどんどん寒くなり、冬到来です

アサちゃんたちは、数日すると羽化するのでしょうか・・・・

蝶になったら、外に放してあげなきゃね~お花も無くなってきているのに、どうするのかな~

今から、南下して飛んで行けるのかしら台湾まで???
霜に遭わないかしら~死んじゃわないかしら

お母さんは、心配しながら、いつ蝶になるのかしらと、見守っているところです




あさぎまだらプロジェクト

ひらひら~ひらひら~

たった1匹(頭)飛んでいます

我が家のお勝手口から外に出ると、お隣さんとの境界に低い塀があって、そちらには、広い敷地が臨めます
柿の木、ブルベリー、槇、もみじ、キウイ、つつじ、フランスヒイラギ、八朔、蕗、茗荷、三つ葉などなど、緑の宝庫が広がっています

その日、お勝手口から外に出ると、ふんわりふんわり飛んでる蝶を発見しました

!!!!!!あさぎまだら????

大急ぎで、スマホを取に戻って、お茶の先生に知らせなきゃ~電話を掛けます(先生のお宅は歩いても1分くらいの距離)
興奮して、なかなか検索できなくて・・・・手元が震えてしまいます
急がないと、飛んでいなくなっちゃう・・・・急いで急いで・・・

やっと、繋がるも出られない~お出掛け中? あ~ん残念

あさぎまだらは低い塀を飛び越えて我が家にも飛んできました

そうだ!宗慈先生から頂いた、あさぎまだらの好きな藤袴を、玄関に飾っていたんだった

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持って来よう~急いで取に行き、誘います

私の近くまで来ます、藤袴にも来ましたが、止まりません
我が家を一回り塀を越えて消えてしました
消えた方角に、ちょうど、先生の姿が遠くにちらりと見えたのです
外にいらしたのね~
慌ててパタパタ走って呼びに行きました
興奮が伝わって、先生も、「えっ!あさぎまだら、いたんですか?どこに?」

戻って来てないかな~もう一度我が家に二人でパタパタ走ってきて、お隣も見渡すと・・・・うそ~居ました!

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しばらくの間、塀の蔓にじっと止まっています


それから、先生と私の近くまで飛んできて挨拶でもしてくれたように~ふんわりひらひら、飛んでいってしまいました

さようなら~   それっきり・・・・

我に返って冷静になり、先生と私は、長く止まっていた葉っぱを用心深く見てみました

なんと!!! 卵・・・・・産卵です
幸運にも、産卵シ~ンに立ちあったのでした

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旅する不思議な蝶
まだ、謎の多い蝶、あさぎまだら

帰ってから、あさぎまだらについてネットで調べると、卵を産みつける植物はキジョランと言う植物だけだそうで
間違いなく、あの葉っぱはキジョランでした

そして、その辺り、他にもないかと調べると、数か所、卵を確認!
なんと、我が家にも高砂百合に巻きついたキジョラン・・・・そして卵を発見しました
赤い紐で印をつけておきました

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今まで、この辺りで出会った事のなかった、あさぎまだら
それもたったの1匹
それからの数日~気を付けていますが、もう見ることはありません

なんという偶然~心躍り、震える出来事でした

思いがけなく、あさぎまだらプロジェクトは始まったばかり

孵化して、幼虫になって・・・・寒い冬を越すそうで、春に蛹になって無事に蝶になるまで
外敵や、寄生するハエがいたり、前途多難みたいです~どうなりますやら~

見守り隊・・・・・隊員は先生と私

隊員募集中です!

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恵花

Author:恵花
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